マウスピース

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)について

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)について解説します。効果や特徴、メリット・デメリットなどについても触れていくので、参考にしていただけると幸いです。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)とは?

マウスピースイメージ

透明のマウスピースを使って⻭ならびを美しく改善する治療法です。これまでは、⻭ならびを整えるためにワイヤーを着けるワイヤー矯正をする⽅が多くいましたが、近年はマウスピースによる⻭並びの矯正を⾏なう⽅が増えてきました。⾃分の⻭型と合うようにオリジナルなものを作って使⽤していきます。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)の効果・特徴

装着イメージ

マウスピースを装着することで、⻭ならびを少しずつきれいに整える効果が期待できます。⾷事の時は外しておくので、ワイヤータイプの矯正治療と異なり、違和感を感じにくいという特徴があります。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)のメリット・デメリット

メリット・デメリット
  • メリット① 透明だから⽬⽴たない

    透明で⾃分の⻭型に合ったマウスピースを装着するため、他⼈が⾒ても着けているかどうかはほとんどわかりません。そのため、⼈⽬を気にせずに⽇常⽣活を送ることができます。

    誰かと会話するときや⾷事をするときなど、⻭が⾒える場⾯でもかなり気づかれにくいため、⼼置きなく会話を楽しむことができます。仕事でも営業や接客などで⼈と接する仕事でも気にすることなく業務に集中できるのもメリットです。

  • メリット② 使い捨てだから常に清潔

    マウスピースは、通常3⽇~7⽇で新しいマウスピースに交換していきます。したがって、マウスピースの変⾊や破損を気にすることなく、常に清潔なマウスピースを使⽤することができます。プラスティック製なので、⾦属アレルギーの⼼配もありません。

  • メリット③ 違和感なく装着が可能

    マウスピースは柔らかい素材で作られているため、違和感なく装着することができます。また、ワイヤー矯正と異なり、⻭が動くときの痛みを感じにくいという特徴があります。

  • メリット④ ⼝の中を傷つけない

    マウスピースはプラスティック製で素材も柔らかいため、お⼝の中を傷つける⼼配が⾮常に少ないです。衝撃を受けた時も装置で粘膜を傷つける⼼配はほぼありません。スポーツをしている⽅、楽器などを吹いている⽅にもお勧めで、集中して趣味に打ち込むことができます。

  • デメリット① ほぼ1⽇着けていなければいけない

    1⽇あたり20時間の使⽤が必要です。残りの4時間は、3回の⾷事やおやつなどを⾷べる時間で使ってしまいます。基本的には、何かお⼝の中に⾷べ物を⼊れる時以外は、⻭磨きをした状態でマウスピースを装着しておく必要があります。外出先でも同じですので、保管のための専⽤のケースをお渡しいたします。

  • デメリット② ⾃分で管理を⾏なう必要がある

    マウスピース型矯正装置は、治療期間中きちんと使⽤していれば、来院回数はワイヤー矯正と⽐較してずいぶん少なくてすみます。その⼀⽅で、1⽇20時間の装着時間を守れなかったり、勝⼿に中断してしまうと治療期間が延⻑してしまいます。

    また、マウスピースを常に清潔に保つ必要があります。当院でご案内する専⽤の洗浄剤や抗菌グッズを使⽤しながら、衛⽣管理も⾃分で⾏ないます。

ワイヤー矯正との違い

ワイヤー矯正のイメージ

ワイヤー矯正は、⻭の表⾯にブラケットという装置を接着し、その上からワイヤーを装着して⻭を動かしていきます。当院では、表側からのワイヤー矯正の場合、全てセラミックタイプのブラケットを装着しますので、皆さんのイメージほど⽬⽴つことはありません。また、どうしても⻭の表側に装置が⾒えるのが嫌な場合は、裏側からの矯正装置もご⽤意しており、ワイヤー矯正と⾔って他⼈から⾒えることはありません。

マウスピース型矯正装置の場合、さらに審美性が⾼いため、装着した状態でも気付かれることはほとんどありません。また、ワイヤー矯正の場合は取り外しができませんが、マウスピースは⾃分で⾃由に取り外すことができます。したがって、⾷事中や⾷後の⻭磨きの時にストレスを感じることはありません。

ワイヤー矯正の場合、クリニックでの調整の後、約3~7⽇間程度⻭に痛みを感じることがあります。硬いものが咬みづらかったり、何もしなくてもジンジンするような違和感を感じることがあります。マウスピースは柔らかいプラスティック製ですので、新しいマウスピースに交換する時に締め付けるきつさを感じることはありますが、⻭の痛みに繋がることは少ないです。

最後に、表側のワイヤー矯正では唇やほっぺたが、裏側でも⾆が装置にあたるため、⼝内炎などができやすいという⽋点があります。スポーツなどで強い衝撃が加わると装置で⼝の中を傷つけてしまうこともあります。また楽器の演奏などでは、装置が邪魔して楽器の種類によっては演奏しにくくなることもあります。マウスピースは、お⼝の中に装着している時もこのような⼼配がなく、安全性に優れていると⾔えます。ワイヤーとマウスピースでは、同じ矯正⻭科治療でもこれだけの違いがあるのです。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)の費⽤

costイメージ

286,880~979,220円(税込)かかります。⽬標の⻭並びになるまでにマウスピースが何個必要になるか、によって治療費がかかります。また、治療期間中は最低数ヶ⽉に1回、チェックとクリーニングを受ける必要があり、その際には調整料⾦として1回あた5,170円(税込)かかります。

調整料⾦は、治療完了までに来院した回数によって変わります。「どこをどのように治したいのか?」「上の前⻭だけで良いのか?」「下の前⻭や奥⻭まで治さないといけないのか?」などの疑問に対しても、専⾨家の視点から丁寧にご相談させていただきます。

インビザラインの紹介

インビザライン

⻭ならびを直したいけど、矯正装置は⽬⽴つので悩んでいる。矯正⻭科治療を開始したいけど、装置の違和感に耐えられるか⼼配。そんな患者さんには、⾃分で簡単に取り外すことができるマウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)をお勧めいたします。

矯正⻭科でなくてもマウスピース型矯正装置にて治療を⾏うことは可能ですが、公益財団法⼈⽇本矯正⻭科学会では、アライナー型矯正装置による治療指針を発表しており、以下のように記載(⼀部抜粋)があります。

4.施設基準と術者の資格アライナー治療(マウスピース矯正)において、以下の施設基準、資格が望ましい。

【施設基準】
・顎顔⾯形態の特徴を把握するために、側⾯頭部X線規格写真撮影装置を有していること。
【術者の資格】
下記のいずれかに該当する者
  • ※ ⻭科⽤インビザライン矯正装置は、⽇本国内において薬機法未承認の矯正装置であり、医薬品副作⽤被害救済制度の対象外となる場合があります。
  • ※ マウスピースに使⽤している材料⾃体は、⽇本の薬事承認を取得しています。
  • ※ 「インビザライン」は⽶国アラインテクノロジー社の製品の商標であり、製品等はすべて関連企業のインビザライン・ジャパン社より⼊⼿しております。
  • ※ ⽇本国内においては、同様の医療機器が薬事承認を得ております。
  • ※ 「インビザライン」は、世界100ヶ国以上の国々で提供され、これまでに1,100万⼈を超える患者さんたちが治療を受けています。

マウスピース型カスタムメイド矯正装置(インビザライン)

施術内容 カスタムメイドで作製された透明なマウスピースタイプの装置を、定期的に交換しながら少しずつ⻭に適切な⼒をかけて、⻭ならびを治す⻭列矯正治療です
費用 (自費) 286,880〜979,220円 (税込)
副作⽤・リスク ⾃費診療(保険外診療)となります。症例によりますが、6ヶ⽉〜3年程度の治療期間が必要です。他の矯正⻭科治療法と同様に、セルフケアを怠ると、⾍⻭や⻭周病を発症する場合があります。マウスピース交換後は、⼀時的な鈍痛や咬合痛を発症する場合があります。不正咬合の状態によっては、適応しない場合があります。当院の指⽰に従わない使⽤⽅法では、⻭が動かない場合があります。動的治療終了後は、保定装置を装着する必要があります。
医薬品医療機器等(薬機法)に関する記載事項
  • ⻭科⽤インビザライン矯正装置は、⽇本国内において薬機法未承認の矯正装置であり、医薬品副作⽤被害救済制度の対象外となる場合があります。
  • マウスピースに使⽤している材料⾃体は、⽇本の薬事承認を取得しています。
  • 「インビザライン」は⽶国アライン・テクノロジー社の製品の商標であり、製品等はすべて関連企業のインビザライン・ジャパン社より⼊⼿しております。
  • ⽇本国内においては、同様の医療機器が薬事承認を得ております。
  • 「インビザライン」は、世界100ヶ国以上の国々で提供され、これまでに1,100万⼈を超える患者さんたちが治療を受けています。
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